一人っ子はどうですか?

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小さい頃母に、兄弟が欲しいか何度も聞かれました。
でも私はその度にある理由で、いらない、欲しくないと、
涙を浮かべながら、かたくなに否定し続けた事を
ふと母の日に思い出したのです。

もし兄弟がいれば自分の性格や人生は、
全然違ったものになったかもしれません。
またあなたに兄弟がいらっしゃるとして、
もしも一人っ子でしたら、きっとどこか違うあなたになっていたことでしょう。

例えば小さい頃、家で何をして遊びましたか?
兄弟で鬼ごっことか、かくれんぼとか、もう憧れです。
一人っ子は対戦系の遊びは、もう本能で無理だと分かってますので
妄想系の遊びがメインになります。
僕はレゴで街を作ったり、プラレールで路線を引いたり、
ひたすら自分の街を妄想していました。
一人で遊んでいるので寂しく写るかもしれませんが、全然大丈夫です。
妄想の中では賑やかですから。

でも良い事もあるんですよ。
兄弟が多い友人が言うには、ご飯は毎日戦いだったと、
特に唐揚げなんてでた日には、まず口の中に一つ確保して、
自分の皿にも2、3個確保してから食べ始めたそうです。
しかしその皿にも兄弟の魔の手が押し寄せ、
時には自分も他の皿に侵攻しなくてはならないと。

もはや群雄割拠ですね。
一人っ子の食卓は、基本的に共産主義ですので、
自分の皿に始めから分配されている可能性が高いです。
唐揚げが5個あったとしたら、最後に取っておいても全然大丈夫です。
テレビを観てようが、途中トイレに行こうが、どうぞご安心ください。
唐揚げは終始、5個のままです。

今、年を重ねるにつれ兄弟がいると良いなと思う事もありますが、
まずは、私を大難産の末に生んでくれた母には感謝ですね。
かなり危険な状態になり、私の父は妻か子供かを選べとまで言われたそうですよ。
そんな事があってか、次もし出産したら
母が死んでしまうかもと思ったのでしょうね、昔の私は。
兄弟なんていらない、欲しくなんてない、母さえいれば、と。

その母にハンカチをプレゼントしました。
喜んでくれたようです。

もし生まれ変わっても、結局自分にはまた一人っ子が良いかなと思いますが、
あなたは―――

一人っ子はどうですか?
 





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Category: 手紙
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